俳句、短歌、川柳など、定型詩。
梅雨の日に、 帰りは晴れて 傘残る。
梅雨空の下、 傘が彩る、 銀座かな。
共謀罪、 凶暴者が 今日、暴徒。
紫陽花が 仰ぐ大仏 無表情。
ワイパーが 雨分け覗く、 梅雨の空。
五月雨と ハモるが如く、 猫が鳴く。
五月雨に 愚痴るが如く、 猫が鳴く。
新緑の 葉擦れの音と 香る硫黄。
花が散り、 出番来たぞと 若葉湧く。
ビルの下、 のぼる途中の 鯉のぼり。